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開発ストーリー

「ほぼ日のアースボール」には、
新しい技術やアイデアが
たくさん詰まっています。

アースボールの実現に欠かせない6人の、
それぞれの開発ストーリーをご紹介します。

「ARアプリであり、
プラットフォームでもある」

凸版印刷株式会社飛澤健太さん

生活の中のARアプリ。

私たち「凸版印刷」は、
アースボールのファーストモデルのときから
開発に協力させていただいています。

プロジェクトのスタートは2014年でした。

アースボール専用のARアプリも、
そのときから「クウジット」さんと継続して
共同開発をつづけています。

この6年間でAR技術そのものも、
すこしずつ進歩しています。

技能訓練の補助ツールに使われたり、
製造業や物流業などの業務効率化で
スマートグラスを採用する企業も増えています。

一方、一般の方が日常の中でARを使う機会は、
いまはまだそれほど多くはありません。

このアースボールアプリは、
そんなAR技術を生活の中に落とし込んだ、
数少ないプロダクトのひとつだと思います。

アプリの拡張性が高い。

アースボールアプリの大きな特長に、
「コンテンツの拡張性」が挙げられます。

今回のバージョンアップから、
『いまの地球』『一週間の地球』という
新しいコンテンツが加わりましたが、
アプリを大幅に変更することなく、
比較的かんたんに追加することができました。

最先端のARアプリであると同時に、
コンテンツのプラットフォームにするというのは、
このアプリ開発の初期段階から
すでに計画していたことでもあったんです。

今回の「ほぼ日のアースボール」は、
地球というものを国境や国名だけじゃなく、
いろんな視点でとらえることができます。

リアルタイムの「雲・雨・気温」を見ると、
地球が「生きている星」であることがわかります。

恐竜や朝ごはんやコーヒーなど、
世界の文化や歴史を知ることもできます。

アクティブ・ラーニングという言葉もあるように、
能動的に地球を把握するツールとしても、
アースボールにはまだまだ可能性が
たくさんあるような気がしています。